2020/07/07 九州北部は前日からの大雨により、小麦収穫後に圃場に残った麦の残渣が南西の強風に流されて圃場の北東の風下に溜まってしまい、排水管が詰まったり、稲を押し倒したりするので、かき揚げ作業を行いました。
麦の残渣は大雨の時は畦畔を超えて、別の田んぼに移動したり、水路に流れたりするので色々と大変です。
(追加 2021/03/01)2020/07/07の雨量は南隣りの柳川市で、361.5mm、その南隣りの大牟田市で446.5mmで、観測開始した1976年以来観測史上1位の値となっており、大牟田市は大きな水害となりました。

かき揚げ作業後
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かき揚げ作業前の残渣の状態(1枚目の写真とは別の圃場です)
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2020年7月の大雨を「令和2年7月豪雨」と命名され、別名熊本県を中心に甚大な被害をもたらしたことから、別名「熊本豪雨」とも呼ばれています。