畦畔の雑草は土壌侵食を抑え、また圃場に侵入しにくい、農業に有用な雑草もあります。
以下、今回シロツメクサ(クローバー)、ヨモギ、チドメグサ等を掲載します。
これらの畦畔雑草は筑後地域の米・麦・大豆等の土地利用型の営農の中で馴染んでいけるのではないかと思います。
2020/05/31修正 ギシギシは繁殖力が強すぎるので撤回します。

(撮影2018/10/04)  シロツメクサ(クローバー)  有機物生産力が高く、ほ場侵入は耕耘で対応出来ます。
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(撮影2018/10/16) ヨモギ   増やしたい草花ですが、なかなか増えない。 
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(撮影2018/10/06) チドメグサ  水田の中には入っていかないと思います。
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(撮影2018/10/04)  ハマスゲ 育てたい畦畔雑草。
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望ましい畦畔雑草とは
①圃場に侵入しにくい。
②病害虫の温床にならない。
③土壌侵食を食い止める力がある。
④有機物としての供給力がある。
⑤害虫の天敵を育む。

※畦畔雑草が豊かになると、ミミズ等の小動物・昆虫等が棲息する様になりますので、それらを捕食するモグラ対策が必要になります。
これらの雑草は水田を田畑輪かんを基本として、除草剤を使わずに機械除草や耕耘などの本田作業によって上手に付き合えるのではないかと考え、除草せずに残していきたいと考えます。


2020/05/31修正 ギシギシは繁殖力が強すぎるので撤回。圃場内では春秋の耕耘で繁殖を抑えられますが、周辺部畦畔への拡散が心配です。

2018年の記事(撮影2018/10/06) ギシギシ   強い根が出来ますが、圃場内では春秋の耕耘で繁殖を抑えられると思います。
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