田舎のかえる

福岡県大木町の農家

大豆栽培

農産物、農産加工物の販売   真辺農園
 〒830-0422 福岡県三潴郡大木町高橋248
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大豆畑におけるロータリーカルチの操作について

大豆や麦等の中耕・培土に利用するトラクターのアタッチメントであるロータリーカルチ(ニプロロータリーカルチRM-312-B)の取り扱いについて、今回大豆作業について不完全かも知れませんが記載します。

 ①作業速度と爪軸回転数 作業速度はPTOでF5~6(2km/h?)、爪軸回転数は500~540rpm。
             ただし、トラクタはクボタKL34R。
 ②作業深さの調節
  ゲージ輪の上下で、上2穴または1.5穴で作業;圃場により、耕深、土壌の硬さ、草丈等が違います。
 ③条間と耕耘幅・車軸幅の関係  取扱説明書に記載されいます。  
 ④条間の調整
  2022年産は72cm。ここ数年は75cmにしていました。
 ⑤ユニット部の上下調節
  上のロータリーピンを上から2番目。下のロータリーピンを上から6穴?。下ばねはその下に置く。
DSC_0017

 ⑥その他土寄せの調節
  ・トップリングでの調整
 微妙な土寄せのコントロール。あまり気にしなくても良いかも知れませんが、ゲージ輪の上下調節で天板の前後の傾き(水平が基本?)が変わるので調整。
DSC_0046

  ・培土板羽根幅での調整
   大豆が土に埋もれないように調節。
DSC_0016

 ⑦正転・逆転の切り替え
  大豆は正転。麦作は逆転。
 


2020年産大豆の収穫

収穫した大豆のカントリーでの受入れは、前年11月9日より5日遅れて11月14日から始まります。
大豆の品質は10月から11月にかけて好天に恵まれ、粒がきれいです。
収量は、早播き・遅播きの違いや暗渠施設の有無等の排水条件によって大分、収量差があるのではないかと思います。
2020/10/18に早播き・遅播きの収量差について、それぞれ5個体づつのさや数を数えてみたら、遅播き(8月1日)÷早播き(7月19日)で59%で、8月まで遅れた播種は大幅に減収しそうです。

概ね、茶色が大豆畑、白っぽい圃場は水稲後不耕起の圃場、土色が麦作付けのため耕起した圃場です。(2020/11/12撮影 西から東を望む)
DJI_0013

私の圃場は11月12日からぼちぼち始めています。
追記;11月19日に収穫作業は終了しました。
PB130068


大豆粒はきれいで、美味しい国内産フクユタカの豆腐や納豆が食べれると思います。
PB130001

排水の悪い圃場は青立ちが発生しています。青立ちはなかなか水分が抜けないので、刈取って別扱いします。
PB130075






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