麦収穫後の(2018年)7月16日にようやくコンバインの掃除を行った。麦のごみがカビ化で機体にくっついていないか心配していたが、今回はそうでなかったので一安心した。とにかく収穫後はすぐに掃除しなければと思います。

コンバインの掃除はエンジンを何回も入り切りするので、ケガをしない様にしたいところ。チェン等が作動している時は十分注意したい。機種はクボタER335。
私の掃除の手順は、向かって右周りに掃除。
まず、コンバイン全体をエアでごみを吹き飛ばす。その後、刈り取り・供給搬送部から始め、脱穀部、カッター・廃わら処理部、グレンタンク・アンローダ部、エンジン部、クローラ部の順序で行います。
コンバインの天板等高いところの掃除で使う脚立はつかまりが出来る普通サイズが安全だと思います。

刈り取り・供給搬送部
まず、安全第一を考え、エンジンを止めた状態でゴミを手やエアで取り除くと同時にチェーンに給油し、その後エンジンを起動してチェーンに給油を補給しています。

引き起こ部をオープンしたら閉める時に、セット(引き起こ部落下防止ストッパー、クランプ、ボルト)を忘れないように。私は、過去失敗して、チェーンに巻き込んで部品を痛めました。

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引起しカバーの取付けは、チェーンの枠に引っかけると固定がしっかりします。
ただ、高齢化で力が落ちてくると固定がきつくなってきます。
ブログ20211109コンバイン掃除

脱穀部
 こぎ胴周辺部には穀類が一杯残っているので、受あみを外し、こぎ胴の中とかをエアで掃除。
 こぎ胴とカッター部の間にスタンド棒があり、こぎ胴を上部へ固定出来ます。
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こぎ胴及びこぎ胴フロントカバー(2本のボルトをゆるめる)の中にも大量のごみが詰まっています。
2022/07/10撮影
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廃わら処理部
 カッター刃で手をケガしないように。
 カッタ部下には燃料フィルターカートリッジ及びエレメントがあるので、水が溜まったりしていたら交換や掃除を行う。
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グレンタンク周辺
 残留籾の取り出しで、特に問題なのは米に麦が混入すると目立つので、麦刈り後の掃除は入念にしたい。
 この写真はグレンタンクから排出する縦スクリュー下部。
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グレンタンク内部;横スクリューなど  エアをかける。(2019/06/16追加)
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エンジン回り
エアークリーナーの掃除など
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2020/06/09追加 運転席の背面から見たところ
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最後はグリスアップ。そのほかエンジンオイル、ミッションオイルの点検など。
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その他
2023/06/20 麦収穫後の掃除。
2022/07/10 こぎ胴フロントカバー写真等追加
2021/11/21
 稲収穫後、自宅入り口の門にバック中、グレンタンク後部をぶつけ、その圧力で下カバーのプラスチックの取っ手2個等も破損しました。カバーは自分で叩いて修理しました。
 バック中は本当に用心しなければなりません。

2016年 
 収穫作業中に痛めた箇所を修理したりする。今回はデバイダーの曲がりを万力で固定して修繕。
 ※①このブログページの内容は複数年のデータを利用しています。
  ② 2020/06/09 麦収穫後の掃除追加