田舎のかえる

福岡県大木町の農家

農産物、農産加工物の販売   真辺農園
 〒830-0422 福岡県三潴郡大木町高橋248
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コンバインのミッションオイル交換(更新)

2023年09月30日に2回目のミッションオイル交換を行いましたが、今回作業手順が分かりにくかったので、このページを書き換えました。コンバインはクボタER335。

また、取説では「オイルの補給・交換を行うときは、刈取部をひらく」となっていますが、私は開いていません。

以下、私が今回行った手順です。
1 刈取り部を上にあげ固定(検油窓が左側から見えるようにするため?)。

2 オイルフィルターカートリッジの確認(まず作業全体を理解するため)
 足もと左側の白いカバーを外し、次にフィルターの手前にある給油口(プラスチック箱)を取り外し、管パイプ等にゴミが入らないようにする(排油時はミション内が減圧するのでカバーを外す)。そして奥に2つのオイルフィルターカートリッジがあるのを確認し、ゴミ清掃します。
 そして、軽く排油が漏れない程度に2つのフィルターを緩めるが、まだ取り外さない。
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3 排油
 次にコンバイン足回り左側の排油プラグから10Lの油を抜く。
 結構な量が低位から横に勢いよく噴出してくるので用心したい。
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4 オイルフィルターの交換
 油圧サクションフィルタとHSTオイルフィルタを取り外します。
今回も取り外しと同時に黄色のHSTオイルフィルタからドバーと廃油が流れ出してしまった。油漏れ防止方法が分からない。油圧サクションフィルタからは油漏れは起こらなかった。
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 次に新品の交換用カートリッジの紹介。大きめの白色が油圧サクションオイルフイルタカートリッジ(HH330-82630)、小さめの黄色がHSTオイルフイルタカートリッジ(HHK70-14073)。HSTとは、Hydraulic Static Transmissionの略で油 圧モータを閉回路(クローズ)で繋いだ無段変速機 。
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次に2個のフィルターを取り付けた後、給油口(プラスチック箱)を取り付けます。
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5 給油
排油プラグを締め付け、給油口から10Lのミッションオイル・スーパーUDT-2を最後は少しずつ入れて、検油窓で量の確認。今回は10Lでは検油窓に達していなかったので、0.5Lを追加して入れたが、一部給油ボックスに残ってしまったので、エンジンアイドリングして刈取り部を下ろしたら給油箱から油がなくなっていた。これは作業初めに、刈取り部を上にあげ固定していたためだと思います。
その結果、今度は入れ過ぎてしまっていたが、0.5L弱オーバー程度は良しとしました。
次回の交換の時は、取説に記載されているように、オイル点検の時に刈取部を上げればと思っています。
オイル交換した後は廃油プラグからの油漏れに注意。

検油窓の確認
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※ 注意点は、ゴミを入れないことと、純正のオイルを使った方が良いと思った。

2023/09/30 ミッションオイル10.5L、フィルター交換。390時間稼働
2016/02/11 ミッションオイル10.8L、フィルター交換。100時間経過
このコン バイン(クボタER335)は2011年に購入。





2023年温暖化による農作物への影響

本年の夏は本当に暑かったので、身近な作物で気づいたことを上げてみます。
11月14日の今の時点でも害虫の発生など夏からの影響が続いているように思えます。

1 水稲栽培
今まで普通に見かけた昆虫や両生類などの生息数が少なくなった様に感じました。
例えば,クモ、かえるなど。
この時期は接写出来るデジカメをトラクタで踏みつけたので良い写真なし。

2 大豆栽培 
害虫のハスモンヨトウが大量発生しました。
撮影2023/10/14
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ツユクサ も湿気のあるクリークの土手際などで大繁茂しました。
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 3その他 作物
①小豆も同じくハスモンヨトウ被害が大きかった。
また、11月の収穫期になって、頂上の方に遅咲きの黄色の蕾・開花が発生しました。
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②みかん
果皮の日焼けがひどい。
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③かき
赤く熟しても渋味が遅くまで残り、カラスもなかなか食べませんでした。
撮影2023/11/19
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表皮が汚い、果肉に固い細胞質が形成されたのを確認され、この樹齢70年?の柿の木で初めて見る光景と思います。
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④秋野菜類
だいこんその他葉物・・・害虫が多くて、成長してない。
撮影 2023/11/12
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米麦乾燥機の点検と掃除

麦の播種も終わってようやく乾燥機の掃除と点検を行いました。
機種は金子農機(株)の遠赤外線乾燥機RKC450。主要なところだけを紹介。
取扱説明書に点検・整備の時期として、シーズン前、シーズン中、シーズン終了後に分けて記載された一覧表があり、フレームアイの掃除は、シーズン前となっています。
また、駆動チェーンへのグリス塗布がシーズン終了後の整備にありますが、このブログでは触れていません。
(点検)
 
シーズン前には燃料のエア抜きをした方が良いです。
 私は、不覚にも長い間していませんでしたが、2022年始業前にストレーナの空気抜きをしたら乾燥スピードが大幅に短縮した様に感じました(取説5-20参照)。

(掃除)
1 上部コンベア樋
  上部コンベア残米レバーを残米処理側に動かして残米を落下させる。その後、忘れずに通常乾燥側に戻します。私は一度戻し忘れで、籾が昇降機の方に落下して石数の表示がおかしいと思いましたが気づかないことがあり失敗しました。
2 乾燥部
  今まで大したゴミは付かないと思っていましたが、2022年産乾燥後の掃除ではゴミが結構溜まっていました。
2022/12/09撮影
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3 その他
  外部へ熱風とゴミを送る送風機直前の①「下部本体」と②下部コンベア樋・昇降機下部の底(そこ)

 ①「下部本体」:ここが最もゴミが詰まる箇所です。左に僅かに見えるのが熱風を外部へ排出する送風機。
   ここのカバーの開閉ノブが開きにくい時はエアでゴミを吹き飛ばせば開くと思います。
2022/12/09撮影
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②籾排出や循環させる下部コンベア樋・昇降機下部の底
 下部コンベア残米処理レバーを開け、残米を落下させる。
 籾を外部貯蔵庫に排出するコンベアの底で、残留籾を取り出す。
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※ ねずみ対策
  送風機開口部や乾燥籾の排出口はねずみが入らないように蓋をする。

(点検)
 燃焼系統のフレームアイ(熱感知のセンサー)と検出器(水分計)を行いました。
1 バーナー部・・・フレームアイ(炎を感知するセンサー)の点検箇所
2018/12/15撮影
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バーナーからフレームアイを引き抜いたところ → 先端部を柔らかい布で拭く。
2018/12/15撮影
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2 検出器(水分計);取り外してロール周辺内部をエアで掃除。
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乾燥機の本体
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小麦の除草作業

2023年1月30日、麦の除草作業を行いました。
麦を傷つけない運転方法としては、今まで視線を4条植えの中央を目指していたが、前輪タイヤと麦
の一番外側の線条を目印にした方が除草の仕上がりが良い感じです。

午後6時前、西向きにキュウホーの除草機を運転中
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コンバインのエンジンオイル交換

コンバインの商品名はER335HDWです。エンジンオイル交換は100時間毎なので、私のコンバインは10年間でほぼ300時間ですから、ほぼ3年に1回の交換となります。
1 まづ、エンジンオイルD10W-30とオイルフィルターカートリッジ(品番名HH160-32093は取扱説明書から変更)を用意する。

1 ゴミの混入を防ぐため、給油口付近の掃除をする。
2 エンジンをかけてオイルを温める。
3 排油口を開いて、排油する。
4 オイルフィルターカートリッジを交換する。
5 排油口を閉じる。
6 給油口からまづ5.5L程度給油し、エンジンを5分程度かけてオイルを循環させ、オイルゲージで 
確認し、不足していれば、規定量まで給油します。

排油
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オイルフィルターカートリッジ;新商品は色が濃い青から白色になっている。
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2022/12/08 エンジンオイル 5.65L、フィルター交換  
2020/09/09           〃             5.7L  、       〃          

大きな「おたまじゃくし」

2022/10/16 追加更新
 2022年の夏場は「食用かえる」の鳴き声を聞きませんでした。この筑後地域では毎年夜中になると大声でないていました。チョットさみしいですね。

2014年6月21日、水路の清掃、除草をしていたら、水藻の下に大きな「おたまじゃくし」が集まって何匹もいました。
体長は6㎝程度あり、「食用かえる」かなと思いますが?
今年は、食用かえるの鳴き声が昨年よりは聞こえてきているので、増加しているかなと嬉しくなります。
近年の傾向として、外来の亀などに攻撃されて、減少しているのではないかと思っています。

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大豆畑におけるロータリーカルチの操作について

大豆や麦等の中耕・培土に利用するトラクターのアタッチメントであるロータリーカルチ(ニプロロータリーカルチRM-312-B)の取り扱いについて、今回大豆作業について不完全かも知れませんが記載します。

 ①作業速度と爪軸回転数 作業速度はPTOでF5~6(2km/h?)、爪軸回転数は500~540rpm。
             ただし、トラクタはクボタKL34R。
 ②作業深さの調節
  ゲージ輪の上下で、上2穴または1.5穴で作業;圃場により、耕深、土壌の硬さ、草丈等が違います。
 ③条間と耕耘幅・車軸幅の関係  取扱説明書に記載されいます。  
 ④条間の調整
  2022年産は72cm。ここ数年は75cmにしていました。
 ⑤ユニット部の上下調節
  上のロータリーピンを上から2番目。下のロータリーピンを上から6穴?。下ばねはその下に置く。
DSC_0017

 ⑥その他土寄せの調節
  ・トップリングでの調整
 微妙な土寄せのコントロール。あまり気にしなくても良いかも知れませんが、ゲージ輪の上下調節で天板の前後の傾き(水平が基本?)が変わるので調整。
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  ・培土板羽根幅での調整
   大豆が土に埋もれないように調節。
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 ⑦正転・逆転の切り替え
  大豆は正転。麦作は逆転。
 


コンバインの掃除・長期格納(2023/06/21更新)

麦収穫後の(2018年)7月16日にようやくコンバインの掃除を行った。麦のごみがカビ化で機体にくっついていないか心配していたが、今回はそうでなかったので一安心した。とにかく収穫後はすぐに掃除しなければと思います。

コンバインの掃除はエンジンを何回も入り切りするので、ケガをしない様にしたいところ。チェン等が作動している時は十分注意したい。機種はクボタER335。
私の掃除の手順は、向かって右周りに掃除。
まず、コンバイン全体をエアでごみを吹き飛ばす。その後、刈り取り・供給搬送部から始め、脱穀部、カッター・廃わら処理部、グレンタンク・アンローダ部、エンジン部、クローラ部の順序で行います。
コンバインの天板等高いところの掃除で使う脚立はつかまりが出来る普通サイズが安全だと思います。

刈り取り・供給搬送部
まず、安全第一を考え、エンジンを止めた状態でゴミを手やエアで取り除くと同時にチェーンに給油し、その後エンジンを起動してチェーンに給油を補給しています。

引き起こ部をオープンしたら閉める時に、セット(引き起こ部落下防止ストッパー、クランプ、ボルト)を忘れないように。私は、過去失敗して、チェーンに巻き込んで部品を痛めました。

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引起しカバーの取付けは、チェーンの枠に引っかけると固定がしっかりします。
ただ、高齢化で力が落ちてくると固定がきつくなってきます。
ブログ20211109コンバイン掃除

脱穀部
 こぎ胴周辺部には穀類が一杯残っているので、受あみを外し、こぎ胴の中とかをエアで掃除。
 こぎ胴とカッター部の間にスタンド棒があり、こぎ胴を上部へ固定出来ます。
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こぎ胴及びこぎ胴フロントカバー(2本のボルトをゆるめる)の中にも大量のごみが詰まっています。
2022/07/10撮影
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廃わら処理部
 カッター刃で手をケガしないように。
 カッタ部下には燃料フィルターカートリッジ及びエレメントがあるので、水が溜まったりしていたら交換や掃除を行う。
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グレンタンク周辺
 残留籾の取り出しで、特に問題なのは米に麦が混入すると目立つので、麦刈り後の掃除は入念にしたい。
 この写真はグレンタンクから排出する縦スクリュー下部。
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グレンタンク内部;横スクリューなど  エアをかける。(2019/06/16追加)
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エンジン回り
エアークリーナーの掃除など
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2020/06/09追加 運転席の背面から見たところ
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最後はグリスアップ。そのほかエンジンオイル、ミッションオイルの点検など。
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その他
2023/06/20 麦収穫後の掃除。
2022/07/10 こぎ胴フロントカバー写真等追加
2021/11/21
 稲収穫後、自宅入り口の門にバック中、グレンタンク後部をぶつけ、その圧力で下カバーのプラスチックの取っ手2個等も破損しました。カバーは自分で叩いて修理しました。
 バック中は本当に用心しなければなりません。

2016年 
 収穫作業中に痛めた箇所を修理したりする。今回はデバイダーの曲がりを万力で固定して修繕。
 ※①このブログページの内容は複数年のデータを利用しています。
  ② 2020/06/09 麦収穫後の掃除追加




2022年産水稲緑肥用のヘアリーベッチの栽培

2022/04/25 刈取り作業
2反弱で、作業時間は朝遅く初めて午前の部3時間、午後1時間の計4時間程度。

刈取り時の生育の様子。窒素の量は10a当たり10~15kg程度でしょうか。参考資料
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今回は右回りで刈取りしました。左回りではウイングの先端に蔓が引っ掛かり易くなります。
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午前の部を終えたところ。
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2021/10/28 種まき作業
種まきのバラツキを改善するため、圃場の畦畔に竹で分割し、種子量も分けて散布。18aを8区画に分割し、全種子量は10kgなので1区画1.25kg、それを1区画毎に往復して中間にも竹を立てて、種子散布量を小まめにコントロールしました。往復すれば途中で種切れすることはありません。ちまみに1区画のまき幅は6歩(4m強)です。

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2021年の種子はオーストラリア産で、使用するのは初めてではないかと思います。
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トラクタのエンジンオイル交換(更新)

エンジンオイル交換は、当面の農作業の忙しさが先に立ち、ついつい後回しになります。
早くしたいけど、忙しくて出来ない。トラクタはクボタKL34R。
エンジンオイルの交換は初回50時間後、それ以降100時間毎、オイルフィルターは200時間毎。

 まずエンジンオイルの排出。足下のドレーンプラグの2本のボルトを抜き4.5L程度を廃油。
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2 オイルフィルタカートリッジを交換(200時間毎)
 次に燃料コックが邪魔になるので取付ボルトを外すし、オイルフィルタカートリッジを交換。

エンジンオイルフィルタカートリッジの交換。
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エンジンオイルフィルターカートリッジの品番
P9060050

3 エンジンオイル(スーパーCD D10W-30)の補給。 
P1170011ブログ2

4 最後に表示切換えスイッチを0時間にリセット
  エンジンオイル交換後の表示状態で2秒間の長押しすると0時間にリセット」される。

 交換年月日
 2022.09.06  11回目 エンジンオイル交換 4.3L程度。オイルフィルター交換せず。
 2021.12.03  10回目 エンジンオイル交換 4.7L程度。オイルフィルター交換。
 2021.03.02  9回目 エンジンオイル交換 4.3L程度。オイルフィルター交換せず。
  屋外で作業していたら、雨が降ってきた。気象が不安定な日は用心しなければと思いました。
 2020.09.25 8回目 エンジンオイル(交換時期超過)及び6回目のオイルフィルター交換6.0L 
 2019.09.03  7回目 エンジンオイル(交換時期超過)及び5回目のオイルフィルター交換4.5L
 2018.11.04  6回目 エンジンオイル(交換時期超過)及び4回目のオイルフィルター交換4.7L
 2017.12.06  5回目 エンジンオイル(交換時期超過)及び3回目のオイルフィルター交換
 2017.0?.??  4回目 エンジンオイル交換
 2016.09.06  3回目 エンジンオイルを4.7L交換、及び2回目のオイルフィルター交換。4.7L
 2015.12.15 2回目 エンジンオイル交換(フィルターは交換せず)4.5L
 2015.01.17 1回目 エンジンオイル交換(フィルターは交換)5.5L
       クボタトラクタKL34RーPCは2014年11月に購入し始めてのエンジンオイル       交換です。
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